「エシカル」という言葉、最近ニュースやお店などで耳にする機会が増えましたよね。
ですが、「興味はあるけれど、具体的に何をすればいいの?」「なんだか難しそう…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
エシカル(Ethical)を日本語に直訳すると、「倫理的な」「人や地球環境に配慮した」という意味になります。
こう書くと少し堅苦しく聞こえるかもしれませんが、決して特別なことや、我慢を伴う難しいことではありません。
実は、昔から日本に根付いている「もったいない」というモノを慈しむ心や、周りの自然や人々に感謝する「お陰様(おかげさま)」という温かい想いと、とても深く通じ合っている考え方なのです。
日常の中でできる「ちょっと優しい」行動のアイデア
エシカルな暮らしの第一歩は、日々の生活の中にある小さな選択に目を向けてみることです。例えば、以下のようなささやかな行動も素敵なエシカルライフのひとつです。
- 使い捨てのものを減らし、何度も大切に使えるお気に入りのアイテムを選んでみる
- 野菜の皮や茎も捨てずに調理して、食材の恵みを余すことなくいただく
- ベランダやお庭でハーブを育て、自然の成長を楽しむ
- 野菜のヘタや生ゴミをコンポストなどで土へもどし、循環させてみる
- 「これ、どこから来たのかな?」とお買い物や食事のときに少しだけ背景に想いを馳せてみる
- 「この生活排水はどこに流れていくのだろう?」と、水や環境のつながりを考えてみる
すべてを一度に実践する必要はありません。「これなら出来そう」「面白そう」と思えることを、自分のペースで取り入れていくだけで十分です。

私がエシカルライフをはじめたきっかけ
私がこのような暮らしを意識するようになったきっかけは、我が子の「3ヶ月健診」でした。
医師から「この子はアトピーの毛(気質)があるね」と言われたのです。
当時の私は不安と戸惑いでいっぱいになり、我が子の健やかな成長のために食育や離乳食について必死で勉強を始めました。
学びを深く追求していくうちに、ひとつの大切な事実に気づかされました。
「私たちが食べたもので身体は作られていて、その大切な食は豊かな大地から生まれている」ということです。
そしてさらに考えると、「その大地の未来を作っているのは、今日私たちが何を選び、どう生きるかという日々の積み重ねなのかもしれない」と、自然と命や地球の循環に想いを巡らせるようになっていきました。
小さな一歩が、心地よい未来へつながる
エシカルライフを実践する上で、100%完璧を目指す必要はまったくありません。
無理をして我慢をしたり、ストレスを感じてしまっては長続きしないからです。
大切なのは、自分自身が「これ、心地いいな」「おいしいな」「気持ちいいな」と素直に感じられること。その前向きで小さな一歩の積み重ねこそが、巡り巡って自分にも地球にも優しい未来をつくっていくのだと感じています。
まずは今日、お気に入りのマイボトルをカバンに入れて出かけることから始めてみませんか?
これからも、日々の暮らしの中で見つけたエシカルなヒントや、無理なく楽しく続けられる心地よいアイディアをお伝えしていきます。



