お歳暮のマナー完全ガイド!送る時期や相場など必須のポイント5選
年末が近づくと、「お歳暮はいつまでに送ればいい?」「金額はいくらが妥当?」と迷う方は多いのではないでしょうか。お歳暮は一年の感謝を伝える大切な習慣ですが、時期や相場、のしの書き方などを誤ると、かえって失礼になることもあります。この記事では、初めて手配する方でも安心できるよう、必須のマナーを5つのポイントに絞って解説します。喪中や辞退など、判断に迷うケースの対応もあわせてご紹介します。

お歳暮の手配で失敗しないための基本と心構え
お歳暮は、お世話になった方へ一年の感謝を伝える年末の贈り物です。大切なのは高価な品を選ぶことではなく、相手に負担をかけず気持ちよく受け取ってもらうことです。
たとえば結婚して初めて義実家へ贈る場合、「何をいつ贈れば失礼にならないか」が不安になりますよね。まずは次の2点を押さえておきましょう。
- 一度贈ったら毎年続けるのが基本
- 11月中に贈り先と予算を決めておく
早めに準備すれば、品切れや配送の遅れも防げます。
お歳暮のマナー完全ガイド!押さえておくべき必須ポイント5選
お歳暮で迷いやすいのは、時期・相場・のし・品物選び・書状の5つです。どれも一度覚えれば毎年使える知識ですので、手配前の確認にお役立てください。ここでは、義実家や取引先へ贈る場面を想定しながら、それぞれのポイントを順番に解説します。
1. お歳暮を送る適切な「時期」と手配が遅れた場合の対処法
お歳暮は12月初旬から12月20日頃までに届けるのが一般的です。関西では12月13日以降に贈る習慣もあります。年末の忙しさで手配が遅れた場合は、表書きを変えて贈れば失礼になりません。
| 届く時期 | 表書き |
|---|---|
| 12月初旬〜20日頃 | 御歳暮 |
| 元日〜松の内(関東1月7日・関西1月15日) | 御年賀 |
| 松の内明け〜立春(2月4日頃) | 寒中御見舞 |
目上の方へは「寒中御伺」とするとより丁寧です。

2. 義実家や取引先など相手によって変わる「金額の相場」
お歳暮の相場は3,000円〜5,000円が中心です。高すぎる品は相手に気を遣わせてしまうため、関係性に合わせて選びましょう。
| 贈る相手 | 相場 |
|---|---|
| 両親・義実家・親戚 | 3,000〜5,000円 |
| 上司・仲人 | 5,000円前後 |
| 取引先 | 5,000〜10,000円 |
| 友人・知人 | 3,000円前後 |
お中元も贈る場合は、お歳暮を同額か少し高めにします。また、毎年同じ程度の金額を保つことも大切です。
3. 「のし(熨斗)」の正しい書き方と包装(内のし・外のし)の使い分け
のし紙は紅白の蝶結びを選び、上段に「御歳暮」、下段に贈り主の氏名を書きます。内のしと外のしのどちらにすべきかは、渡し方で決めると迷いません。
| 種類 | かけ方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 内のし | 品物にのしをかけてから包装 | 配送で贈る |
| 外のし | 包装紙の上からのしをかける | 手渡しで贈る |
配送の場合は、のしが破れたり汚れたりしにくい内のしがおすすめです。

4. 目上の方には要注意!贈ってはいけない「NGな品物」
良かれと思って選んだ品が、相手に失礼な意味を持ってしまうことがあります。上司や義両親など目上の方へ贈る際は、次の品物を避けましょう。
| NGな品物 | 理由 |
|---|---|
| 靴・靴下・スリッパ | 「踏みつける」を連想させる |
| 刃物 | 「縁を切る」を連想させる |
| 時計・筆記具 | 「勤勉であれ」の意味になる |
| 現金・商品券 | 「お金に困っている」と受け取られる |
迷ったときは、日持ちがして家族で分けやすい食品やお菓子を選ぶと安心です。
5. 感謝が伝わる「送付状(添え状)」と「お礼状」の書き方・タイミング
配送で贈る場合は、品物が届く前に送付状が着くように出します。突然荷物が届いて相手を驚かせないための配慮です。送付状には次の内容を書きましょう。
- 時候の挨拶と日頃のお礼
- 贈った品物と到着予定日
一方、お歳暮を受け取ったらお礼状を3日以内に出すのが目安です。親しい間柄なら電話やメールでも構いませんが、取引先や目上の方には手紙やはがきで伝えると丁寧です。
こんな時はどうする?お歳暮の特殊なケースと対応マナー
お歳暮には、通常のマナーだけでは判断しにくい場面があります。喪中のとき、相手の会社が贈答品を禁止しているとき、そしてやり取りをやめたいときです。ここでは、相手との関係を損なわずに対応するための考え方と具体的な方法を解説します。
自分や相手が「喪中」の時にお歳暮を贈る際の注意点
お歳暮はお祝いではなく感謝の贈り物ですので、喪中でも贈って問題ありません。ただし、普段どおりののしで贈ってよいのかという点には注意が必要です。
- 紅白の水引は避け、無地の奉書紙か白い短冊を使う
- 四十九日が明けてから贈る
四十九日を待つと年内に間に合わない場合は、松の内が明けてから「寒中御見舞」として贈りましょう。「御年賀」はお祝いの意味があるため使いません。
企業の規定で贈答品が禁止されている場合の対応
近年は、コンプライアンスの観点から贈答品の受け取りを禁止する企業が増えています。公務員も、利害関係者からの贈り物は受け取れません。知らずに贈ると相手に返送の手間をかけてしまうため、事前の確認が大切です。
| 立場 | 対応 |
|---|---|
| 贈る側 | 相手先の規定を確認し、禁止なら贈らない |
| 受け取った側 | 上司に報告し、お詫び状を添えて返送する |
贈れない場合は、年末の挨拶状で感謝を伝えるとよいでしょう。
今後のお歳暮を角を立てずに辞退する(断る)方法
「毎年いただくのが心苦しいけれど、断ると失礼では」と悩む方も多いでしょう。辞退するときは、まず品物を受け取り、お礼状の中で今後の辞退をやわらかく伝えるのが基本です。
文面は、感謝を述べたうえで「今後はどうぞお気遣いなさいませんようお願い申し上げます」と添えます。それでも届く場合は、同額程度の品をお返しし、改めて辞退の意向を伝えましょう。自分から贈るのをやめたいときは、お中元をやめてお歳暮だけにするなど、段階的に減らすと自然です。
まとめ:お歳暮はマナーを押さえて感謝の気持ちを届けよう
お歳暮で大切なのは、形式を完璧に整えることよりも、相手に負担をかけず感謝を伝えることです。最後に、手配前に確認したいポイントを振り返りましょう。
- 12月初旬〜20日頃に届くよう手配する
- 相場は3,000円〜5,000円を目安に、毎年同程度を保つ
- のしは紅白の蝶結び、配送なら内のしを選ぶ
- 目上の方へは履物・刃物・現金などを避ける
- 送付状は品物より先に、お礼状は3日以内に出す
喪中や辞退など迷う場面でも、基本を知っていれば落ち着いて対応できます。11月中の早めの準備で、心のこもったお歳暮を届けてください。
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